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確かな歴史認識から思考を促す [社会科]

 今年度はいわゆる研究授業と言われるものは、3回。そのうちの1回が終わった。

 まだまだ、専門とは呼べない次元だと自覚もしているが。地域の授業研究会で社会の授業をさせていただいた。きついし、大変だし、いろいろあるので・・・なんともいえない部分もあるが、なんだかんだこういった機会はありがたい。

 一人で授業をつくるのではなく、事前研究ができる。そのために教材研究や指導案作りで、様々な文献やWEB、学習指導要領、教科書・資料集、過去の指導案なおなどとにらめっこの日々が始まる。

 指導案はそこそこ早くできていたが・・・本時までの余裕のなさやほかのこととの兼ね合いで、ついつい事前準備や授業や教科の基本が抜けていた・・・反省。

 とは言え、よく本屋さんにならんでいる本に出てくるお名前、専門の方々の研究会などでよく出てくるお名前の方が講師として来ていただいた。以前、教科調査官経験者の方にもご指導いただいたことがあるが、やはりプロ中のプロは説得力がある。真摯に受け止め、力にしていきたい。

 自分自身の問題点も、間違っていなかった点もご指摘いただき、得るものは大きかった。

・学習問題の大切さ、毎時間の意識付け、授業の終わりに回帰する必要性
・児童の思考を大切にした発問、資料の提示
・歴史での年表資料の重要性、活用
・重要語句の理解、ルビふり、辞書の活用
・ペア活動、グループ活動、書く活動の大切さ、時間の十分な確保
・話し合い活動では、全員が意見を出し、ちがいがわかる、共有できることを優先。ムリにまとめたり反論したりしない
・資料へのマスキング(目かくし)の意図、何をとらえるための、理解するための資料か
・思考を深める、広げる活動は、5W1Hを活用して、説明したり文章化したりすることで得られる確実な「歴史認識」があった上でのこと、確実な理解を
・主観的な感想ありきで思考は深まらない、歴史的事象が何を意味しているのかを理解している「歴史認識」が育った上であれば、感想や考えの交流は効果的
・板書や映像資料の活用、児童一人一人の意見を大切に
・ロールプレイのような活動もおもしろい
・歴史や長い小単元の授業では、学習問題の設定も多様、子どものレベルでもっと細分化、また意志決定型、教師から提示していく中で、必然的に学習が進んでいく方法もある

 さぁとりあえずメモ。またしっかり記録しておかねば。

 ほかの教科でも、社会でも、すぐに生かしていくことに意味がある。

 にしても、子どもたちはすごい。ほんといつもどおり・・・まぁたくさんほめていただいたので。研究授業慣れし始めてきたのか・・・

 講師の先生やほかの先生方にも、あたたかい子どもたち!授業の雰囲気や人間関係がいい!とおっしゃっていただけたのはうれしい。

 昨日は、即ダウン。余韻に浸る間もなく、せいせきせいせきせいせき。。。

 
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