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ヒロシマ、ナガサキ、フクシマから発信できること。 [社会科]

 66年。ちょっと前に、戦後60年!と言っていたことを思い出すと、時間の流れはこわい。

 毎年、戦争について考えるために、欠かせない日の一つが8月6日、そして9日。15日も、そうだが。すでに日をまたいでいるけど。

 ほかにも東京なら3月10日の大空襲と、言い出すときりがない。

 ある新聞記事から、考えたことを記録しておく。

 広島の表記をヒロシマとすることが多いのは・・・長崎も、そして福島も今回の原発を受けて・・・

 少し調べてみたが、はっきりとしたきまりはないよう。戦争や平和について語るから、唯一の被爆都市であること、世界への発信、地名だけでない特別な意図や意味を含んで、などなど。。。

 国語の教科書にも「ヒロシマのうた」という文章がある。

 社会科を専門に学んでいこうという一人として、まだまだ知るべきことが多いこの分野。学校の先生としてだけでなく、日本人としても、次の世代に受け継ぐ意味でも、世界の地球の一員としても。

 現地に行って、感じること、聴くこと、知ること、考えることはまだまだあるはず。実は福島原発にも数年前見学で行った。

 戦争や原子爆弾投下、今回の大震災、津波、原発事故・・・ヒロシマ、ナガサキ、フクシマから発信されるイメージや報道は後ろ向き。

 しかし、「ひと」の力は大きい。きっと、平和を発信する姿や復興した姿から、前向きに、平和や地球の在り方が世界に伝わっていってほしい。

 6年担任として、歴史学習を丁寧に進めないと、足下をかためながら、子どもたちが明るい将来を期待できるように。
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shira

 今の小学生はほとんどが21世紀生まれですから、かつてこの国が大戦争で負けたということはまったく実感が湧かないでしょうね。親にしても完全に戦後世代で、戦争体験社が身近にいなかったでしょうから。私は49歳ですけど、私の親の世代がまあギリギリ戦中と敗戦直後を知っている世代ですよね
by shira (2011-08-07 17:43) 

あおいそラのした

shiraさんへ コメントありがとうございます。実感、身近、知るために、表面的にならないようにと思えば思うほど、難しいと感じています。直接話を聴くことを大切にしてきましたが、それも難しくなってくるし・・・
by あおいそラのした (2011-08-10 23:48) 

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